2005年02月15日

言葉を選ぶ

仕事でテキスト書いてて一番困るのが、仕事先の人が言葉を知らなかったり、文章の組み立て方や形式を知らなかったりすることです。言葉の使い方や種類を知らないっていうのかな。説明するのが面倒なんだけど、そこはチーム病み鍋で察していただけると信じて。

たとえば、
「これってちょっとおかしいですよね」
と指摘された文章を見直してみると、どこも形としておかしくない。
で、いったい何のことですかと尋ねてみると、
「口語とまじっているじゃないですか」と。

まあ、いまだにそういうのをひとつにまとめろというトコロもありますけど、小学生の作文じゃねーんだからさ。
お前本読んでんのか、と思いますね。逆にマジメな文章でもないのにどっちかに全部統一しちゃったらダサイぜ、とか。

それから、
「期せずして」とか
「一瞬にして」とか
「彼をして」とか

して の活用法とか存在をよくわかってない人もいて、「ここに、して、ってつくのっておかしくないですか」だって。
「期せずに」
「一瞬で」
とかに直せって。
確かにそのほうがわかりやすいかもしれないけど、ニュアンスが違うんだよ!
たとえば

一瞬にして

だと、驚きが伝わるというか、緊張感とか臨場感が伝わるんですよ。
それを目にした人間のね。
しゅっ、という音まで聞こえてきそうなほど「一瞬」だったんだということがわかる。
でも

一瞬で

だとちょっと間延びするじゃないですか。
感動が伝わってこないというか、ギョッとしないということなんですけど。


いやね、一般の人が難しいなと思うならいい。
でも、お前は言葉に関わっている人間だろ、と。
だから最近、仕事をするときもその発注先の相手がこの文章わかるかな?とか考えながら書いてる。これってどうなんだ、と思うわけです。

こういう人がこれからどんどん増えるのかと思うとゾッとしませんね。
とか、こういう言い回しも「ゾッとしますね」の間違いでしょ?と言われるんだろうね。
そのうちこういう言葉が滅亡するかもしれないよ。

ある意味テロリストですよ。
言葉の世界に属しながらの裏切り行為。

とか、ちょっとグチってみました。
病み鍋ー。
posted by ヤミナベ at 08:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 猫屋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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